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緒言(1ページ) 分子研リポート2011 | 分子科学研究所

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Academic year: 2018

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研究支援等 71 ここに記載しているのは,直接研究活動を行わないが,研究を遂行する上で,なくてはならない研究支援業務であり, 主に技術課が担当・支援しているものである。特に法人となってからは,全国の分子科学コミュニティの連帯を強め るために,研究支援部門を強化してきた。法人化後に新設された部門には,「安全衛生管理室」,「 広報室 」,「史料編 纂室」がある。

技術課は,研究支援組織の中核になる大きな集団を構成している。分子科学研究所は,法人化後,技術課に所属す る技術職員を公募で選考採用したり,研究室配属の技術職員を研究施設に配置転換したりすることによって,大型の 研究施設を維持管理する部門や共同利用を直接支援する部門を増強した。平成19年4月に組織編成を見直した(「2-5 構成員」を参照)。

安全衛生管理室は,法人化に伴い,研究所の総括的な安全衛生が,労働安全衛生法という強制力を持つ法律によっ て規制されるようになったため,その法律の意図するところを積極的且つ効率的に推進するために設置された。それ までは,設備・節約・安全委員会という意思決定のための委員会が存在していたが,安全衛生の実際の執行は技術課 が一部を担当したものの,専門に執行する組織はなかった。現在,安全衛生管理室には,専任の助教と事務支援員, 十名弱の兼任の職員を配置し,執行組織として,多くの施策を実行している。担当職員は,安全衛生を維持するのに 必要な資格を全て取得し任務にあたっている。

広報室は,法人化と共に設置した部門であり,法人化する前は,単に研究活動報告や要覧誌の発行などを研究教育 職員が分担で行っていただけであった。法人化以降は国民に,より積極的に研究所で行っている研究内容を分かりや すく紹介することに重点を置くようになった。例えば,分子研ウェブサイトでは,より一般に親しめるコンテンツ制 作に努め,事業内容を紹介する動画の制作や展示室を設置し,見学者に公開している。また,分子研における研究トピッ クの発信やプレスリリースを積極的に行うために,広報室は研究部門との連携をより強めて活動している。

史料編纂室は,法人化後に設置された支援組織としては一番新しい。法人化後まもなく迎えた創立30周年記念行 事の中で分子研設立の経緯を残すことの重要性が認識された。このため,総研大葉山高等研究センターを中心に発足 した「大学共同利用機関の歴史」研究プロジェクトに参加する形で史料編纂室を発足させた。分子研設立の経緯と共に, 過去に所員が行ってきた研究,分子科学コミュニティの形成過程などの歴史を整理・記録し,今後は広報室と協力し ながら公開することを目指している。

4.研究支援等

参照

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